工芸品
礼盤(らいばん)
県指定 昭和37年10月24日
境町974 吉祥院
江戸
尊師が仏を礼拝する時に上がる台座。黒塗りに朱の縁取りを施し、四面を朱と金泥であしらっており、菊花紋と唐草の金泥金具がついている。裏面に「千手堂護摩堂礼盤、寛永癸酉(みずのとり)、仲冬(ちゅうとう)供養了筑波山法印栄僧」と刻まれている。寛永10年(1633年)三大将軍家光が筑波山知足院中禅寺(ちそくいんちゅうぜんじ)に寄進したものを、明治期の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の際に、吉祥院が譲り受けたと伝えられている。
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