現在、休日や夜間において、軽症の患者さんの救急医療への受診が増加しています。
そのことが、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたしたり、病院勤務医の負担が過重となったりする原因のひとつにもなっています。
病院・診療所にかかるすべての国民の皆様の健康をまもるため、日夜力を尽くす医師・医療従事者をまもるために、「上手な医療のかかり方」を知っていただき、医療機関の適正受診にご理解、ご協力をお願いします。
日頃の状態をよく知っているかかりつけ医であれば、ちょっとした体調の変化にも気づきやすいため、病気の予防や早期発見、早期治療が可能になります。
かかりつけ医がいれば、病気や症状、治療法などについて的確な診断やアドバイスをしてくれます。
休日や夜間の救急医療機関は、あくまでも緊急性の高い患者に対応するためのものです。
急病や緊急時以外は、通常の診療時間内に受診しましょう。
休日や夜間の診療は、医療機関に支払われる医療費が高く設定されていますので、自己負担も大きくなります。
お子様の急な発熱やケガなどの症状に応じて、小児科医師・看護師が家庭での対処法や、医療機関の受診について電話で相談者の方へ対応しています。
「すぐに病院に行った方がよいか」や「救急車を呼ぶべきか」悩んだりためらったりした時に、医師・看護師等の専門家に電話で相談できます。
上手な医療のかかり方に関する情報を発信していく厚生労働省の公式ウェブサイトです。
ぜひ一度ご確認ください。
厚生労働省|上手な医療のかかり方.jp (mhlw.go.jp)