
ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸原産の外来種です。生育地はヨーロッパ、北アフリカ、西アジア、オセアニア、南北アメリカに広がっています。日本では1960年ごろ東京で確認され、現在ではほぼ全国で見られます。
一年草または越年草で、草丈は20〜60cm。4〜6月ごろ、道端や空き地、畑地などの日当たりのよい場所に、直径3〜6cmほどの淡いオレンジ色から淡赤色の4弁花をつけます。葉は羽状に深く裂け、果実は長さ約2cmの細長い円柱形で熟すと自然に裂けて中の種子を放出します。


ナガミヒナゲシは「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」の指定はされていませんが、繁殖力が強く、特定外来生物と同様に生態系等に大きな影響を与えるおそれがありますので“準駆除対象(要注意外来種)”としています。
(1) 在来植物への影響(生態系への圧迫)
(2) 急速な拡散(管理が追いつかない)
(3) 生活環境への影響(実務的な問題)
駆除を行われる場合は、手袋等を着用して露出の少ない格好で作業を行ってください。作業方法については以下を参考にしてください。
1.種ができる前に抜き取る。種ができている場合は、種が拡散しないよう十分に注意してください。
2.ビニール袋(ごみ袋)などに入れ2〜3日天日干しにし、枯死させる。
3.ビニール袋(ごみ袋)などで密封したまま燃やすごみとして処分する。
※茎や葉には植物毒であるアルカロイドが含まれています。アルカロイドを含む黄色い汁に触れると、皮膚の弱い人はかぶれやただれを起こすおそれがあるためご注意してください。