教育・文化・スポーツ
- ホーム>
- 教育・文化・スポーツ>
- 教育・文化・スポーツのお知らせ>
- 笠井誠一展
笠井誠一展
2025年4月9日(水) から 5月6日(火・祝) まで
卓上に配された楽器、日用品、果物などのモチーフを描く画家・笠井誠一にとって、絵画とはどのような存在なのか。
本展では、笠井によって書き綴られた絵画への情熱と思考の軌跡と共に、1960年のフランス留学時代から2023年までの作品20点を一同に並べ、笠井が追い求めた絵画の世界に迫ります。
皆さまにとって絵画とは何か、絵画の魅力とは何かを再発見する機会になりましたら幸いです。
(境町アートプロジェクト)
協力:名古屋画廊
笠井誠一(かさい せいいち)
撮影:林裕己
【略歴】
1932年 現在の北海道札幌市に生まれる
1949年 画家を志し、単身上京する
1950年 阿佐ヶ谷洋画研究所夜間部入所
1953年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学
1957年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同大学専攻科に進む
1959年 東京藝術大学美術学部専攻科修了、留学のため渡仏
1966年 仏留学から帰国
1967年 愛知県立芸術大学講師に就任
1974年 愛知県立芸術大学教授に就任
1985年 第37回立動会に同人として参加(現在も出品)
1998年 愛知県立芸術大学を定年退官し、愛知県立芸術大学名誉教授となる
2001年 《二つの卓上静物》で第24回安田火災東郷青児美術館大賞を受賞
2011年 『笠井誠一画集』(求龍堂)出版
2015年 札幌芸術展 笠井誠一展(札幌芸術の森美術館)開催
2018年 笠井誠一展 –形の世界–(練馬区立美術館)開催
2025年 笠井誠一展(S-Gallery粛粲寳美術館)開催
現在:立動会同人・愛知県立芸術大学名誉教授
《ヴァイオリンと壺》 1960 15M 油彩,キャンパス
戦後の荒廃から復興への機運が高まる頃、学業よりも登山や美術などのクラブ活動に心の拠り所を見出していた。 美術部の熱い空気や教師の影響もあり、制作や発表に気持ちは次第に傾いて行く。 絵描きを志し高校二年になる時、上京する。 絵描きになることへの周囲の反対の中で、味方になってくれた母の思いは如何ばかりだったかと思う。 (梅田画廊、ギャラリー和田、名古屋画廊『笠井誠一展 –卓上の楽園–』図録(2005年)より) |
《ウクレレのある静物》 1974 25M 油彩,キャンパス
アカデミックな手法は、細密な描写やリアリズムとも異なる。 (中略)端的に言えば、構図と色彩(絵の具)の効果的な扱い方である。 またそれは目標ではなく創作上での基盤である。 (『フランス留学記』(2015年)より) |
企画展情報
会期 | 2025年4月9日(水)~5月6日(火・祝) |
開館時間 |
10:00~12:00(入館11:30まで) |
休館日 | 毎週月・火曜日、4月30日(水) ※4月29日(火)、5月5日(月)、5月6日(火)は開館 |
入場料 | 330円 ※18歳未満、65歳以上無料(年齢が確認できるものを提示してください) ※各種障がい者手帳をお持ちの方と付き添い1名無料 |
主催 | 境町 |
企画/協力 | 境町アートプロジェクト/名古屋画廊 |
駐車場案内
S-Gallery粛粲寳美術館(茨城県猿島郡境町1455-1/Tel0280-23-4148)
※HOSHIIMONO100Café隣接駐車場は一方通行の道路に面しています。南側からは進入できませんので、ご注意ください。
関連ファイルダウンロード
- 笠井誠一展チラシPDF形式/2.23MB

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。
問い合わせ先
アンケート
境町ホームページをより良いサイトにするために、皆さまのご意見・ご感想をお聞かせください。
なお、この欄からのご意見・ご感想には返信できませんのでご了承ください。
- 2025年4月4日
- 印刷する