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7.久世広之の書跡
書跡
縦25×横50センチメートル
名称
久世広之の書跡(くぜひろゆきのしょせき)
区分・指定年月日
町指定 昭和61年5月1日
所在地・管理者
境町大字西泉田685 西光寺
制作時期
江戸
概要
紙本和歌に詞書(ことばがき)を添えた書であり、下ふさ国世喜宿領和泉田村西光寺といへる古寺に大ひなる桜あり/春は八重一重に咲きみだれ/人々は此花のもとに終日詠暮(うたくれ)/せりと住持(じゅうもつ)のかたられし/誠にさもありなん/一もとの桜堂の庭にみてり/年久しけれども、枯れたる枝も/見えずよそほひたくひま/れなりおりふし秋の半ばにみたれば/西ひかる寺の桜は秋とても/花し忘れぬ庭のよそほひとある。
江戸時代の寛文12年(1672年)8月22日、関宿藩主久世大和守広之が、大字西泉田の西光寺に詣でた際に「匂い桜」と称する桜花を観て詠んだものと伝えられている。
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歴史民俗資料館 〒306-0431 茨城県猿島郡境町大字西泉田1326-1
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- 2016年3月7日
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