いざというときに
利根川及び渡良瀬川の氾濫等を想定したタイムラインについて
【経緯等】
令和3年5月20日の災害対策基本法の一部改正(避難情報の見直し)に伴い、利根川及び渡良瀬川の氾濫等を想定したタイムラインについて修正しました。
【タイムラインとは】
タイムラインとは、「防災行動計画」とも言い、災害の発生を前提に、行政、関係機関等が連携して災害時に発生する状況を予め想定し共有した上で、「いつ」「誰が」「何をするのか」の防災行動とその実施主体を時系列(72時間前から発災まで)で整理した計画のことです。水害の場合は、台風、大雨等の気象の影響で河川の堤防の決壊等により大災害ももたらす恐れをもとに、その危険度に応じて「避難情報」が発令されます。
【令和元年度東日本台風(台風19号)における課題】
令和元年度東日本台風(台風19号)において、昭和22年のカスリーン台風以降72年ぶりに、利根川氾濫の危機に直面したことから、「避難指示(緊急)」を発令し、全国初となる「広域避難」を行いました。この際、44%の方が避難し、そのうち83%の方が町外へ広域避難されています。当時、利根川上流域で雨が止んだため、幸いにして利根川の氾濫には至りませんでしたが、避難指示発令後に避難者が集中したため、広域避難所の周辺では渋滞が発生するなど問題点も明らかになりました。水害に対する基本的な対応は「逃げる」ことです。現在のコロナ禍においては、避難所の収容人数もこれまでの4割減となるため、自ら避難先を確保できない要配慮者の方を優先することになります。自家用車など移動手段を有する方は、下記のタイムラインを参考に、浸水想定区域外の親戚や知人宅への早めの避難をご検討下さい。
【避難要領の検討】
1.避難要領の検討
1)自らの避難先は自ら確保しましょう。
浸水想定区域外の親戚や知人宅などに避難先を確保しておきましょう。
2)安全な場所で一時的な車中泊も検討しましょう。
トイレや水道のある浸水想定区域外の公園などを検討しましょう。
3)各世帯に配布済の「垂直避難検討マップ」で「うすきいろ」または「みずいろ」の地域にお住まいの方は、垂直避難が可能か検討しましょう。
2.コロナ禍を考慮し、感染症対策を確実に
1)避難する前に体温を確認し、体調がすぐれない場合は、医療機関に相談しましょう。
2)避難する際は、マスク、消毒液などの感染症グッズを携行しましょう。
3)避難先ではマスクの着用、手洗い、三密を避ける行動を実践しましょう。
関連ファイルダウンロード
- 【R4.4】利根川・渡良瀬・思川タイムラインPDF形式/575.99KB
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- 2019年6月17日
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