いざというときに
逃げどきマップ(水害ハザードマップ)
新たにB4冊子型の利根川水害ハザードマップを「逃げどきマップ」として作成し、各地区ごと「いつ」「どこに」避難したらよいかを分かりやすくまとめました。更に、今回は外国人のための英語解説書を掲載しています。
背景
平成27年関東・東北豪雨災害において甚大な被害を受け、その対策としてハード・ソフト両面にわたり、水害対策をとってまいりました。また、境町は日本最大流域面積を誇る利根川に隣接し、利根川が氾濫した場合は町の90%以上が浸水することから、全住民を対象とした町外への「広域避難」が喫緊の課題でありました。そのため、平成29年度から防災対策の第一人者である東京大学大学院 特任教授 片田敏孝氏を防災アドバイザーとしてお迎えし、「広域避難プロジェクト事業」により関東東北豪雨災害の検証と教訓、住民アンケート結果に基づく広域避難シュミレーション、利根川タイムラインの妥当性の検証等について実施し、その成果の一つとして本マップが完成いたしました。
重点事項
利根川が氾濫しそうな時、「いつ・どこに逃げたらよいか」各地区ごと避難タイミング、避難先など分かりやすく一つにまとめたもので、「自らの命は自ら守る」を最も重要なポイントとして定め、危険が身近に迫る前に「自主的に広域避難」することを推奨しております。
- B4サイズと「大きく」、目次が「質問形式」で確認しやすい!
- 利根川・渡良瀬川氾濫時の「被害想定」を掲載している!
- 氾濫流により家屋が流される可能性のある地域
- 氾濫した場合の浸水継続時間
- 上下流で氾濫した場合の氾濫流の到達時間(目安)
- 平成27年 関東東北豪雨災害の教訓(内水氾濫)を反映している!
- 浸水地域、通行止、冠水道路、通行可能道路の実績
- 豪雨災害を踏まえた利根川氾濫時のタイムライン(浸水した地域とその他の地域に区分)
- 町の90%が浸水 = 町外「広域避難」構想について掲載している!
- 自主的広域避難及び個々の浸水外避難先の確保を推奨
- 避難先・手段のない人の広域避難要領
- 各地区ごとの水害特性、広域避難方向
- 自らの行動を書き込める「マイタイムライン」を掲載している!
ご家族で、そして行政区で避難行動について話し合い、逃げ遅れ者「ゼロ」を目指し、地域一体となった取組みにご活用いただければ幸いです。
また、外国人の方々のための英語版の解説書も併せてご活用下さい。
詳しくは、こちらをご覧ください。
関連ファイルダウンロード
- 逃げどきマップP1-3「表紙/目的/目次」PDF形式/6.47MB
- 逃げどきマップP4-5「水害特性を知る」PDF形式/22.05MB
- 逃げどきマップP6-7「水害から命を守るために」PDF形式/2.03MB
- 逃げどきマップP8-9「避難を助ける情報」PDF形式/1.07MB
- 逃げどきマップP10-11「広域避難先」PDF形式/8.58MB
- 逃げどきマップP12-13「避難のタイミング」PDF形式/3.18MB
- 逃げどきマップP14-15「境地区」PDF形式/2.24MB
- 逃げどきマップP16-17「長田地区」PDF形式/21.33MB
- 逃げどきマップP18-19「猿島地区」PDF形式/5.38MB
- 逃げどきマップP20-21「森戸地区」PDF形式/5.17MB
- 逃げどきマップP22-23「静地区」PDF形式/3.54MB
- 逃げどきマップP24-25「地域のちから 自助・共助」PDF形式/767.65KB
- 逃げどきマップP26-27「浸水想定区域図/非常持ち出し品・備蓄品」PDF形式/28.19MB
- 逃げどきマップP28「わが家の防災メモ」PDF形式/638.35KB
- Flood hazard map_Explanation by EnglishPDF形式/7.77MB
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- 2019年5月7日
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