いざというときに
逃げ遅れ「ゼロ」を目指して-利根川中流域4県境広域避難協議会 の取り組み―
もし利根川が氾濫したら・・・
もし、利根川が氾濫したら・・・境町は95% 以上が浸水し町外への広域避難が必要です。
また、利根川中流域(群馬県伊勢崎市~千葉県野田市)の左岸の流域自治体(群馬県板倉町、埼玉県加須市、茨城県古河市・坂東市・境町)では、浸水人口が13 万人を超えると想定され、境町のみならず、流域の全自治体で広域避難を要する避難者で溢れてしまいます。
このため、流域の自治体や利根川上流河川事務所、気象庁を中心に「利根川中流域4県境広域避難協議会」を設立し、広域避難を要する自治体、受け入れる自治体が協力して「逃げ遅れによる犠牲者を『 ゼロ 』にしよう」を合言葉に、流域で広域避難に取り組んでいます。
たとえば、次のような利根川氾濫の可能性がある気象情報が発令された場合は、協議会のメンバーが一同に会し、 「広域避難をするかどうか」の共同検討(※)を開始します 。
「3 日(72時間先)の利根川上流(群馬県)の累加流域平均雨量が300mmを超えると予想される場合」などです。
※この検討は、まだ台風が上陸する前の雨の降っていない状況で開始されます。
共同検討が開始された場合は、皆様へお知らせします。この状況は「広域避難」の可能性が非常に高い状況です。気象情報に注意し、避難の準備を開始しましょう。
広域避難で最も重要なのは、「逃げるべき人が確実に逃げること」、そして「車の使用できる努めて早い時期に避難」 することです。町でも広域避難所を確保していますが、流域の自治体も避難が必要であり、全町民の避難先を確保することは実質不可能です。 また、コロナ禍においては、密を避けるため収容人数は 40 %減になり、避難方向・避難時期が集中した場合は、渋滞の原因となりますので、努めて早い時期の避難が必要です。そのため、
1 自らの避難先へ避難する
普段から自らの避難先(親類、知人、友人、宿泊施設など)を決めておき、発災時は、自らの避難先へ避難しましょう。
2 次に町が指定する避難先へ避難する
たとえば、広域避難所、一時的には緊急避難場所における車中避難など
境町の指定する指定広域避難所及び指定緊急避難場所はコチラでご確認下さい。
関連ファイルダウンロード
- 利根川中流域4県境広域避難協議会による共同検討PDF形式/105.48KB
- 利根川中流4県境広域避難協議会啓発ポスター(縦)PDF形式/2.61MB
- 利根川中流4県境広域避難協議会啓発ポスター(縦)英語版PDF形式/2.49MB
- 利根川中流4県境広域避難協議会啓発ポスター(横)PDF形式/1.78MB
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- 2023年6月14日
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